最終更新日:2023.11.07
Table of Contents
1.有効求人倍率・有効求人数・有効求職者数推移(パートタイム)

※厚生労働省「一般職業紹介状況 第9表 雇用形態別労働関係指標(実数)」のデータをもとに作成
パートタイムの有効求人倍率は4カ月連続で増加傾向
2022年9月(※2022年10月28日 厚生労働省発表)の有効求人倍率は1.31と前月より0.02ptアップとなりました。前月に引き続き有効求人数は増加となりましたが、有効求職者数が横ばいであることが、有効求人倍率の上昇の要因となっています。例年、6月から年末にかけて、有効求人倍率が右肩上がりとなる傾向がありますが、新型コロナの感染状況により、例年通りとはならないことも十分考えられます。今までも経済回復施策などが発表されると、採用活動に乗り出す企業が増えるということもありましたので、前持った採用計画を立てていきましょう。
2.三大都市と全国有効求人倍率(パートタイムを含む一般)

※厚生労働省「一般職業紹介状況 第11表 都道府県(受理地)別 労働市場関係指標(実数)」のデータをもとに作成
全国的に有効求人倍率は上昇傾向
都道府県別の有効求人倍率では、全国的に前月同様、増加となりました。前年同月と比べても、幅広いエリアで上昇しております。
3.職種別の有効求人倍率

※厚生労働省「一般職業紹介状況 第21表ー7 職業別労働市場関係指標(実数)有効求人倍率(パート含む常用)」のデータをもとに作成
幅広い職種において有効求人倍率は上昇傾向
前月(2022年8月)と比べると、取り上げている職種のうち6職種が前月比増となりました。コロナ禍において、大きく影響を受けた飲食系職種も、2021年10月の飲食店規制緩和以降、大幅な有効求人倍率の回復が見られており、前年比では大きく増加しています。その他、生産系職種では、前月比・前年比ともに大きな増加が見られました。
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